進研ゼミ中学講座のすすめ

進研ゼミ公式サイトによれば、「進研ゼミ中学講座」には次の5つの特長があります。

  • キミ専用 個別学習
  • 厳選 良問指導
  • ニガテ克服サイクル
  • 学習法サポート
  • 進路選択サポート

ここでは、この5つの特長にそって、当サイト独自の視点で、その魅力をお伝えしていきたいと思います。 より詳しい情報については、下記の公式サイトをご覧ください。

キミ専用 個別学習

英語・数学のみ「スタンダード」と「ハイレベル」のコース選択ができます。 また、英語・国語のみ教科書別の教材になっています。

中三の受験チャレンジでは、都道府県別×志望校レベル別の教材で学習できます。 各都道府県の実情に合った学習内容になるので安心ですね。 志望校レベル別では、次の3つのコースに分かれます。

  • 最難関挑戦コース
  • 難関挑戦コース
  • 受験総合コース

これなら誰でも自分に合ったコースが選べそうです。 難しくてついていけないとか、逆に簡単過ぎて意味が無いということはまず起こらないでしょう。

厳選 良問指導

進研ゼミ中学講座のテキスト『Challenge』は、教科書や塾で使われる一般的なワークとは大きく異なります。

教科書は最も正確で、すべての教材の基準となるものですが、数学や理科では、「結局これってどういうことなの?」という部分が結構あります。 国語や英語に至っては、解説なんて全くと言っていいほど書かれていませんね。

塾で使われるワークも、一部の例外を除けば、結局どこが大事なのかよく分からない解説になっているものがほとんどです。 また、解答・解説の中で、一番知りたい部分に限って書かれていないということも意外に多いです。

いずれの場合も、生徒がどれだけ理解できるかは先生の力量に委ねられているのです。 本当に分かりやすい先生に教えてもらえれば良いのですが、必ずしもそうとは限らないのが現実です。

教科書や一般的なワークでは、次のようなことがあまり触れられていません。

  • 問題のタイプ別の戦略(いわゆるチャート、鉄則のようなもの)
  • よくある誤答例とその予防線
  • なぜ、そういう発想をするのかという根拠
  • 子どもが理解しやすい表現による解説
  • 動きや変化のあることがらの詳しい解説

この中でも、よくある誤答例とその予防線は、中学の勉強においてはとても重要です。 私の経験では、試験直前にこれを仕込むだけで、生徒の得点力は魔法のように向上します。

進研ゼミのテキストでは、これらのことがしっかり盛り込まれています。 図とイラストを惜しみなく活用していることも大いに理解を助けます。

自学自習を前提とする教材なので、生徒が自分で読んで理解できるように徹底的に研究され、作り込まれているのです。 これは先生の力量に頼ることのできない教材なので、当然と言えば当然です。

尚、『Challenge』は5教科ですが、定期テスト時期に合わせて、定期テスト必勝シリーズが9教科(英・数・国・理・社+実技4教科)届けられます。 実技教科の教材が充実しているのは、進研ゼミの大きな特長です。 内申点を本気で上げるためには、これは必須のサービスと言えるでしょう。

ニガテ克服サイクル

当サイトは、これこそが進研ゼミ中学講座の最大の特長であると考えています。 生徒の苦手と得意を正確に把握し、その後の指導にしっかりと活かしてくれるのです。

これを実現するためのシステムは次のようなものです。

  • 実力診断マークテスト
  • 合格可能性判定模試
  • 赤ペン先生の添削問題

実力診断マークテスト

全国統一の内容で、1年生の8月から始まり、年に3回ほど実施されます。 診断結果として、全国順位、都道府県順位、偏差値などを出してくれます。ここまではよくある模試と同じですね。 しかし、大事なのはここからです。一人ひとりのつまずきを把握して、その克服のための手段を提供してくれるのです。 「苦手克服のために、こういう風に勉強しましょう。」というアドバイスだけではなく、一人ひとりに最適化された『キミ専用! ニガテ攻略ドリル』まで付いてきます。 これは、苦手分野では基礎を固め、得意分野ではより高度な問題に挑戦する内容になっています。

「それって塾でもできるでしょ。」という声が聞こえてきそうですが、意外に難しいんですよ。 一人ひとりの苦手分野をデータベースとして持っているわけではないですし、問題を用意するのには結構な手間もかかります。 そういう個別のドリルまで用意するのは、それなりのインフラをもっている企業だからこそできることなのです。

合格可能性判定模試

2年生の1月から始まり、3年生の間に3回、計4回実施されます。 こちらは、志望校への合格の可能性を判定するための模試です。 「〜高校 普通科 合格可能性 80%」のような形で判定を出してくれます。 また、志望校合格のために、どの教材を使って、どんなペースで勉強すればいいのかを具体的にアドバイスしてくれます。

赤ペン先生の添削問題

進研ゼミの代名詞とも言えるサービスです。 各教科の担任の先生が1年を通して指導してくれるので、生徒の苦手を把握した的確な指導が期待できます。 「Challenge」と同様に毎月届きます。

子どもの間違え方にはいろいろなものがあります。 次のような間違いは、子どもが自分で◯付けをするときは、見逃してしまうことが多いので要注意です。

  • 単位が必要なのに付けていない。逆に単位を付けてはいけないときに付けている。
  • 証明で必要なことが書かれていない。逆に余計なことが書かれている。
  • 答えは合っているけど、よく見ると式変形が滅茶苦茶。
  • 漢字やスペルが間違っている。
  • 文末表現(〜から。〜こと。)が適切に使われていない。

こういうときこそ、赤ペン先生の優しくも厳しい目がキラリと輝くのでしょうね。

教育業界にもITが浸透してくることは間違いないのですが、どうしてもプロの目で見て判定しなければならないことも残るでしょう。 赤ペン先生の添削指導、個人的にはとても応援したいサービスです。

学習法サポート

中学生というのは、勉強方法についていつも悩んでいます。 頑張って成功したい。だけど、成功経験がないので道筋が分からない。 見ていて痛々しいときもあります。例えばこんな感じです。

  • 学習計画を立てたり変更したりで実行が伴わず、結局計画の有効性が検証できない。
  • いろいろな参考書を片っぱしから試し、どれも消化不良で終わってしまう。
  • 先生や先輩に勉強の仕方を聞いて回り、人によって言うことが違うのでかえって混乱する。
  • 誰かが完璧な勉強方法を教えてくれるまで待ち続け、それまではなるべく勉強に手を出さない。

すべての中学生に、そのあり余るエネルギーを有効に使って、着実に力をつけていってもらいたいものです。

進研ゼミ中学講座では、中学生の時期ごとの学習の悩みを解決し、勉強へのやる気を手紙や電話を通して引き出すサービスも用意されています。 勉強方法のプロ、つまり実績を出し続けているアドバイザーがついているので安心です。 せっかくですから、存分に活用しましょう。

サービス例

  • 進学・進級時の学習法アドバイス
  • 模試の結果をいかした受験勉強サポート
  • 定期テスト前後のサポート
  • 入会直後の学習法アドバイス

『MyStyle』という情報誌も毎月届けられます。学習方法や学校生活に関する情報満載です。 漫画や先輩からのアドバイスなどがあり、読んで楽しい内容です。

進路選択サポート

進研ゼミ中学講座では、都道府県別の入試情報も提供されるので、より的確な受験準備が進められます。 また、高校別で学校生活の詳しい様子も分かるので、偏差値だけではなく、本当に自分に合った志望校を見つけることができるでしょう。

「都道府県別 入試攻略ガイド」

都道府県ごとの入試情報が手に入ります。 例えば、内申点と入試本番での点数の比重や問題の出題傾向も詳しく知ることができます。

数学で証明問題が出るのか、出るとしたら完全記述なのか、穴埋めなのか。基本問題と応用問題の比率はどれくらいなのか。 そういった情報は受験生としては気になるところですね。 日頃の勉強でも、それを知っているかどうかで、心構えがかなり違ってくるはずです。

「高校生活先取りレポート」

志望校に実際に通っている進研ゼミの先輩が、授業や部活など学校生活の生の情報を提供してくれます。 学校に入ってからのことをリアルに想像して夢を膨らませることは、「何が何でもこの高校に入りたい。」という気持ちを強くします。

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ